ハッシュテーブル

ふたり
mを取ったら他人です
せめて 価値観の違いを許容できる人ばかりだったらいいのだけど

摩擦は離れれば起きないのだけど

離れられる関係ばかりならいいのだけど

そうじゃないから いつも懐にナイフを忍ばせる

00:23 | - | comments(0) | - | author : hide
ひととひととひとととととととと
価値観の違いの摩擦熱にうなされる

押し黙った口にペラドンナを注ぎ込んでくだされば

苦しむことはないのだけれど
00:50 | - | comments(0) | - | author : 渦季
届くかな
祈り天に向かって届くかな 叶うかな
日々さなさなと重なり合わさった
帯解く前の緊張にも似た
ささやかな願いとともに仕込んだペラドンナ
叶わぬ時は飲みくだそう

20:14 | - | comments(0) | - | author : hide
祈り
天よ、

午後に雨をふらせて
午後の雨に濡れていたい

太陽よ
雪解けのなかのあたしたちを照らして
かすかに流れていた、涙のあとを温めてよ

23:25 | - | comments(0) | - | author : 渦季
覆う雪
白銀の世界が全てを浄化してるように見える

本当はただ汚いものを隠しているだけなのに

雪の核がゴミ粒みたいな真実

雪解けの灰色のぐっしょりと濡れた地面に現れる

あなたと僕の死体

覆われている  美しいままの姿で



15:01 | - | comments(0) | - | author : hide
鉄味の雪
血の雪をかき集めて
器に持って
食べてしまいたい
そしてあたしを繰り返す
あなたは練乳をかけてお食べになって
22:13 | - | comments(0) | - | author : 渦季
地球のすぐそばを通過して行く惑星を
噛み切ったあなたの指を使って、未来人にメッセージを残して、
すばしっこく逃げまどう諦めの悪い人間を演じたあとで、
真っ赤に染まった雪のただ中にうずくまって
しうしうと音を立てる二人の吐息で溶かしてしまいたい

00:08 | - | comments(0) | - | author : hide
そしてふたりで観測しよう
指が死んでいく夢を見た
感覚がないまま、指であなたに触れて
唇までいったら噛み千切って、あなたの舌でやさしく撫でたあとに
ぼたん雪が降ったあとの夜の月にその指を漬けて
ちよちよと血を溶かして月を赤くそめてみたい

21:04 | - | comments(0) | - | author : 渦季
Metal Moon
ねえ、知ってる?
ジグソウパズルは元は一枚の絵だったこと
はめこんで ノリをつけて 額に入れたらもう元通り

でもきっとそれは
もとから一枚だけのパズル
思いつきが見え隠れして
重い月は あなたを見ている

22:09 | - | comments(0) | - | author : hide
外れないピース
生まれたときから組み込まれてる
その形でしか生きていけないようになってる

重い思いはふかく隠した
美しいいちにちを、静かに優しく迎えたいもの
(ただ、新しい一日がまた始まるだけですが)

でもいつかそれもきっと、あふれ出してしまう
22:47 | - | comments(0) | - | author : 渦季